ロキソニンとカロナールはどっちが強い痛み止めですか? 〜よくある質問編〜
東西線行徳駅前徒歩1分の歯医者さん
行徳さくら歯科口腔外科クリニックです!
本日は、みなさんが思っている質問や疑問に関して、
回答させていただきます!
Q.ロキソニンとカロナールはどっちが強いですか?
A.効き目のメカニズムや副作用に違いがあります。
詳しく解説いたします。
この痛み止めに関して、他のブログでも詳しく解説してありますので、こちらでもご覧いただけます。
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【ロキソニンについて】
歯科医院で処方される痛み止めの一つです。
抗炎症薬に分類され、痛みや炎症、発熱などを引き起こす物質である
「プロスタグランジン」が体内で作られるのを抑える働きがあり、
鎮痛や解熱などに効果が期待できます。
市販薬で販売されている
「ロキソニンS、ボルタレン、イブ」
なども同じタイプの薬です。
また、ロキソニンの主成分であるロキソプロフェンは、
歯痛だけでなく、「手術後・神経痛・腰痛」などにも効果を発揮し、
効果の継続時間はだいたい4時間です。
カロナールに比べると作用は早い一方ではありますが、
副作用として
「胃の痛み、むくみ、発疹」
などの症状が現れる場合があります。
ロキソニンで起こりやすい症状として、胃腸障害であるため、
必ず何か食べてから服用しましょう!
なお、持病や年齢によって、服用ができないこともあるため、
歯科医師に相談したうえで服薬をお願いいたします。
【カロナールについて】
カロナールは一般的な消炎鎮痛剤薬とは違い、
脳の中枢神経や体温調節中枢に作用することで、解熱鎮痛効果をもたらします。
効果として、ロキソニンにはやや劣りますが、胃腸障害はとても少なく、
小児や妊婦さんに使用されることもあります。
※ロキソニンは、妊娠後期には使用できませんのでご注意を※
そのことから、歯の鎮痛効果は弱めとなっています。
また、副作用として「発疹や食欲不振」などがあり、
罹患している病気によって、症状が悪化するため、使用できないこともあります。
持病がある方、ぜんそくやアレルギーがある方などは、
歯科医師に相談したうえで服薬をしましょう!
カロナールは、薬局で処方される医薬品で市販薬ではありませんが、
同じ成分の「バファリン、ダイレノール」は市販薬で購入できます。
上記内容以外のことでも、お気軽に当院までご相談ください。
*お問い合わせ*
今回は、「ロキソニンとカロナールはどっちが強いのか」についてご回答させていただきました。
最後にみなさん、これだけはお伝えしておきます
親知らずは、決して放置せず、歯医者さんで見てもらうようにしましょう!!!
今後もこのように、患者さんからいただいた質問や疑問に関して回答させていただきますので、
当院をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【当院で抜歯を行う様子】
※患者さんへの撮影及び掲載許可済みです。