この記事の監修者

行徳さくら歯科口腔外科クリニック
言語聴覚療法科のSTブログです。
前回、「摂食嚥下の5期モデル」について簡単にお話しました。
今回からそれぞれの期がどのようなものなのか詳しく解説していきます。
本日は、先行期(認知機)について解説します。
先行期とは食べ物を口に入れるまでの段階のことです。
まず人は、視覚や嗅覚などから得られる情報(食物の色・形、臭い)から食べ物を認識(認知)します。
その得られた情報を過去の記憶(おいしかった、熱かった、苦かったなど)に照らし合わせて、
目の前の食べ物の食感や味わいを推測します。
その上で、その食べ物を食べるのか、食べないのか、
どのように食べたらいいか(口に入れる量、食べる速さなど)を判断します。
(例えば、注文した食べ物に自分が嫌いな食材が入っていた際には、その食材を避けて食べようとしますよね?)
それらの情報から記憶を呼び起こすことで、唾液の分泌が促され、食べる準備が整っていきます。
そのため、先行期では食欲や心理的要因、判断能力などが影響してきます。
飲み込みは、食べ物を口に入れる前から準備が始まっているんですね!
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行徳駅徒歩1分にある当院は虫歯や歯周病治療だけでなく、親知らずや顎関節症など歯科口腔外科を専門にしたドクターが在籍するクリニックです。また、飲み込みやことばの発達にも積極的に取り組んでいます。 人がひとらしく、生活を営む上で欠かすことのできない要素の一つに「口からものを食べる」という機能があります。 この機能が、病気や障がい、加齢などで低下もしくは失われることは、健康的な生活を送る上で深刻な問題です。 当院では大学講座・大学機関と連携し、一人ひとりに最適な診療を実現できる環境を整えています。 さらに、経験を積んだ歯科衛生士や歯科技工士、言語聴覚士が、患者さまのニーズに細やかにご対応いたします。 歯科口腔外科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・ホワイトニング・歯周病などの治療は行徳さくら歯科口腔外科クリニックにご相談ください。