口腔機能低下症検査
行徳さくら歯科口腔外科クリニック
言語聴覚療法科のSTブログです。
以前「口腔機能低下症」という病気について簡単にお話ししました。
今回は口腔機能低下症を判断するための検査内容についてお話します。
当院では、口腔機能低下症の検査は以下の6つの項目を確認します。
1.口腔不潔
舌苔(舌に付着する白い汚れ)の付着具合を確認します。
2.口腔乾燥
測定器(口腔水分計ムーカス)を用いて口腔粘膜の湿潤度を確認します。
3.咬合力低下
残存歯(機能している歯)が何本残っているか確認します。
4.舌・口唇運動機能低下
「パ」「タ」「カ」をそれぞれ早く言ってもらい、舌と口唇の運動機能を確認します。
5.低舌圧
舌圧測定器と呼ばれる機械にて、舌の筋力を確認します。
6.嚥下機能低下
飲み込みの機能を調べる質問に答えていただきます。
以上6つの項目を検査し、このうち3項目が認められた場合を「口腔機能低下症」と診断します。
当院では検査結果を元に、そのまま言語聴覚士による飲み込みのリハビリに繋げることができます。
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