口腔癌の種類についてご説明いたします!!
行徳さくら歯科口腔外科クリニックです!
今日は『口腔癌の種類について』
口腔癌とは、口腔内にできる癌の総称で
できる箇所によって呼び名が違います!
舌癌(ゼツ)・・・舌にできる癌のこと
歯肉癌(シニク)・・・歯茎にできる癌のこと
頬粘膜癌(キョウネンマク)・・・頬の内側(粘膜)にできる癌のこと
口底癌(コウテイ)・・・舌と下顎歯茎の間にできる癌のこと
上顎洞癌(ジョウガクドウ)・・・上顎の上にある空洞の場所にできる癌のこと
口蓋癌(コウガイ)・・・口の中の天井部分にできる癌のこと
この中で最も発生率が高いのが舌癌で、口腔癌全体の約60%を占めます。
その他の割合としては、
歯肉癌が約17%
口底癌が9.7%
頬粘膜癌が9.3%
上顎洞癌が7%
口蓋癌が6%
となっています。
ここで、最も発生率が高い舌癌をご説明します!
できる場所としては、主に舌の両サイドにできます。
前方や中央にできることはまずありません。
舌にできるため、早期発見のしやすい癌でもあります。
舌癌は10代~70代の幅広い年代にみられる癌で
特に40代以上に人に発症します。
発見が遅れると、味覚障害や発音障害、摂食嚥下障害等
さまざまな障害が残る場合があります。
年々、発症者・死亡者が増加しており、2002年のデータでは
1147名の方が亡くなっており、30年前に比べ、約2.7倍に増加しました。
初期の場合の生存確率は
90%以上の確率で障害を残すことなく回復できます。
5年生存できる確率は
50%以下で、粘膜に転移していなかった場合は予後良好です。
筋層浸潤のある場合は50%以下、
それより進展した場合25%以下になります。
リンパ節や骨に転移した場合は、予後不良。
肺に転移することもあります。
こうした病気にならないよう、
定期的な検診や治療をお勧めします。
お気軽にお電話ください!
*お問い合わせ先*
TEL:047- 314-8820
ご相談・ご予約お待ちしています。