こんにちは!
行徳駅前にある歯医者さん
行徳さくら歯科口腔外科クリニック
ことばの発達支援ルーム言語聴覚士です!!
前回に引き続き、「発音」についてのお話しです。
今回は、発音が誤っているものをいつから練習を始めたらいいのかお話しします!
※発音のあやまりとは?
・カ行がタ行になる
たいこ→たいと、かに→たに
・サ行がしゃしゅしょやタ行になる
さかな→たかな そら→しょら
・ラ行がダ行になる
ライオン→だいおん
などなど
以前お話しした発音の獲得表も改めてご参照ください
上記の表からサ行、ザ行、ラ行は発音するには難しい音ということです。
3歳になり日常の会話も楽しく出来るようになってきた頃も
まだまだハッキリにしない音が多いんです!
この時期は、今言えることばを使って正しいと思って、話している場合も多いので、
具体的な発音の練習(『さ』の出し方の練習など)を行わないこともあります。
言語聴覚士のなかでは4歳~5歳くらいになってきたら、
発音の練習を始めていくことをお勧めしています!
この時期は、徐々に自分の発音と相手の発音の違いに気づいてきたり、
言える発音が増えていくので小学生に向けて始めていくのもいいかもしれません(^^)/
是非、言語聴覚士にご相談下さい!
ちなみにお家で今すぐにできることとして、
子ども達が誤った発音をしていた時に、大人側が【正しい発音に直して】まねっこをしてあげることが大切です!
例えば「くちゅ(靴)」となっているのを
ついつい、赤ちゃんことばでかわいい~ とそのまま言いたくなるのもわかります。
しかしここは、正しく「靴はこうね~」と直してあげることで「聞く力」を育てていきましょう!
これは道具を使わず、誰にでもできて年齢問わず大切なことになってきますので
是非、やってみてください~!
【発音訓練を行っている言語聴覚士 三好先生】