ドライソケットでお悩みの方 抜歯後の痛みが続く方
行徳駅徒歩1分の歯医者さん、
行徳さくら歯科口腔外科クリニック院長の川本です。
当院に関わらず、抜歯後の痛みでお悩みの患者さんからの
ご相談を受けることがございます。
抜歯後には腫れ、痛みなどの抜歯後の症状が発生するリスクがありますが、
中でもドライソケットと呼ばれる症状に悩まれる患者さんがいらっしゃいます。
これは、抜歯した穴に血液が上手に溜まらず、周囲の骨が露出された状態を指します。
骨がそのまま口腔内で露出すると、骨髄炎と呼ばれる骨の炎症が発生することがあるのです。
こうなると、なかなか痛み止めを飲んでも鎮痛することが難しいケースがあります。
口腔外科では、このような症状に対しては大きく分けて3つの対処療法があります。
1つ目は、薬を変える。骨髄炎に効果的なクスリに処方を変えることで効果的な場合があります。
2つ目は、消毒や鎮痛を促すクスリで直接的に穴を塞(ふさ)ぐ方法です。
炎症する骨がそのまま、口腔内に露出していてはさまざまな刺激される恐れがあります。
これを機械的に塞ぐことで、炎症を抑え、自然回復を促す方法です。
3つ目は、あえて穴を傷つけて出血や体から出てくる傷を治す様々な成分の出現を促す方法です。
この場合は、当然再度ですが麻酔を行なって傷口に処置を行う必要があります。
こうしたドライソケットを予防する方法は、やはり術後は口腔内を清潔に保つことです。
抜歯後は過度なウガイやゆすぎは、逆に止血を妨げる可能性があり推奨されていません。
しかし、抜歯前と抜歯後にその他の歯を入念に掃除しておくこと。
さらに、抜歯してしばらくしてからは、
うがい薬を利用して入念に口の中の清潔を保ちましょう!
抜歯後の痛みにお悩みの方、まずはご相談をお気軽にしてみて下さい!