抜歯にともなう合併症について
行徳駅前の歯医者さん
🌸さくら歯科口腔外科クリニック🌸です。
本日のお題はこちらとなります。
抜歯にともなう合併症について、です。
抜歯する前や抜歯した後に色々と説明を受けているとは思います。
抜歯後に起こり得る合併症の項目を何個かピックアップしながら説明していきます。
麻痺や知覚鈍麻についてです。
これについては下顎の親知らずを抜いた際に起こる可能性があります。
下顎の骨の中には骨の内側から中を通り外側に出てくる管があります。
その管の内部には血管と神経が入っています。ここには運動に関わる神経は入っておらず感覚を司る神経が入っています。
個人差は大きくありますが、親知らずの埋まり具合や歯の長さによってはその管と親知らずが近接している場合があります。
そういった近接しているケースでは稀に麻痺や知覚鈍麻が起こることがあります。
症状が出現した場合はビタミン剤の投与が必要なことがあります。症状の改善には数週間から数ヶ月かかることがあります。
抜歯後の知覚鈍麻が気になり、不安な時は連絡してみてください。