親知らずのあたりが臭うのはなぜですか?? 〜 素朴な質問編 〜
東西線行徳駅前徒歩1分の歯医者さん!
行徳さくら歯科口腔外科クリニックです!!
本日は、みなさんが思っている質問や疑問に関して、
回答させていただきます!!
Q.親知らずのあたりが臭うのはなぜですか?
A.いくつか原因がある可能性がございます。
1.親知らずと歯の隙間に食べかすが溜まる
親知らずと他の歯のすき間に、『食べかす』が溜まっている状態です。
親知らずは、普通の歯に比べ、
『歯みがきがしづらく、食べかす、みがき残しが溜まりやすい』という特徴があります。
食べかすが溜まりやすい奥歯よりも、奥にある親知らずは、
通常の歯と同じように生えている場合もあれば、
横向きや半分埋まっている(埋伏歯)など、
通常の歯とは違う生え方をしていることもあります。
そのために、親知らずとその手前の歯との間には、
さらに食べかすが溜まりやすくなってしまいます。
例えば、みなさんのご家庭から出る家庭ごみ(生ごみ)も、そのまま放置すると腐って悪臭を放ちますよね?
そのようなことが、口腔内でも起こり、隙間に溜まった食べかすが腐ってしまうことで、
『臭いの原因』になってしまうことがあります。
※ほかの口の臭いの原因もご紹介します!※
2.歯茎が炎症する【歯周病】
口腔内に細菌が増え、歯茎が腫れてしまうことも臭いの原因となります。
この歯周病とは、歯に溜まった汚れが原因で、歯肉が炎症を起こす病気です。
その細菌が増えて、歯を支える土台となる骨を溶かし、
歯のぐらつきや抜歯につながってしまう恐ろしい病気です。
3.歯ぐきに触ると臭い
歯ぐきに触れることで臭いを感じる場合は、膿ができていることが考えられます。
親知らずは、通常の歯と同じように、真っ直ぐに生えているとも限りません。
斜めや横向きに生えた親知らずは、半分、歯茎に埋まっていたり、
歯肉が歯の上にかぶさったりしています。
その場合、親知らずと歯肉のすき間に食べかすが溜まって発酵してしまいます。
発酵することにより、歯ぐきや歯肉が炎症を起こして、痛みが起こり、膿の発生につながります。
4.親知らずに接する歯が、むし歯になる
親知らずとその間が、みがきにくいからこそ、
食べかすがよく溜まってしまい、むし歯にもなりやすいです!!
そのむし歯が臭いの発生源となります。
むし歯は菌が増えることにより起こります。そのため、むし歯のある口は嫌な臭いを発します。
親知らずと接触している歯との間は、むし歯になるリスクも高くなります。
こうした歯が、むし歯になることによって、口臭が起こる場合もあります。
5.親知らずがむし歯になる
隣の歯だけではなく、親知らず自体が、むし歯になっている場合もあります。
歯茎に埋もれた親知らずをきれいにみがけず、親知らず自体が、むし歯になってしまいます。
そのむし歯が、臭いの原因となってしまいます。
上記内容にも原因はありますが、今回は、代表的な5つの原因をご紹介しました!!
みなさんこれだけはお伝えしておきます。
親知らずは、決して放置せず、歯医者さんで見てもらうようにしましょう!!!
今後もこのように、患者さんからいただいた
質問や疑問に関して回答させていただきますので、
当院をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【親知らずを抜いている川本院長】