歯が溶ける⁉️
行徳駅前の歯医者さん🦷
さくら歯科口腔外科クリニック🌸
今週のテーマはエナメル質。
前回お話しした水晶と同じぐらいの硬いエナメル質ですが、
実は毎日
溶ける⇄修復
をくり返しています。
虫歯の病原菌が作る強い酸が歯の表面(カルシウム)を溶かしてしまうのです。
硬いエナメル質が部分的にスカスカになりますが、穴はあいていない状態です。
これを 脱灰(だっかい)といいます。
ウェルテック参照
https://www.weltecnet.co.jp/concool/oralcare/fluorine/decay/
しかし、時間がたつと
だ液の中のカルシウム成分が修復してくれるので、元に戻ります。
これを 再石灰化(さいせきかいか)といいます。
この脱灰と再石灰化のバランスが保たれていれば、虫歯にはなりません。
このバランスが崩れた時に穴があきます。
これが虫歯🦷
バランスが崩れる理由は
お茶、水以外の飲み物を一日中チョコチョコ飲む
お菓子が大好き
アメやガム、ミンティアなどのタブレットをよく食べる
歯磨きは朝と夜だけ
などなどたくさんあります。
虫歯がたくさんある人は
〝脱灰”(歯が溶ける)悪い生活習慣をしていたり、
歯の磨き方がよくなかったりします。
磨いているのに虫歯ができる人は…
【再石灰化力】=歯を修復する力が弱い可能性が高いです。
当院では唾液でわかる虫歯リスク検査(歯の健康ドック) 3.300円(税込)
を実施しております。
虫歯菌の多さや、再石灰化力(歯を修復する力)の強さを計測、
食生活や歯の磨き方のチェックも行います。
次回は、
近年問題となっている
虫歯じゃないけど歯が溶ける
『酸食症』についてお話ししていきます。