行徳駅前の歯医者さん🦷
さくら歯科口腔外科クリニック🌸
本日ブログ担当の池田です😊
上の画像にある歯の先端に注目してください。
「これは汚れですか?先の方が黒くみえるんです。」
とご相談を受けることがあります。
実はコレ
歯の透明感(明度)のせいなんです。
前回のおさらいですが、色は「色相」「明度」「彩度」の三つの要素によって構成されています。
前回は「彩度」について
今日は『明度』についてお話しします。
明度とは読んだまま、【明るさ】を表す指標になります。
透明感のある白い歯🦷とよく表現されます✨
”明るさ=透明感がある”
のように感じてしまいますが、口の中では透明感がないほうが明るくみえます。
透明感があると、口の中の暗さを反映するので、暗く感じてしまうのです。
1番上が元々の歯の色
真ん中がホームホワイトニング後
白くなりましたが、先端の透明感により、歯の先端は少し暗くみえます。
1番下は、オフィスホワイトニング後
透明感を少なくしたことにより、より白く感じます。
透明感がある方が好き!と言う場合もあるので、これは人それぞれの好みかなぁ。。と思いますが参考までに☺️
歯の表面はエナメル質という層でできています。
このエナメル質、人によって厚みが違います。
エナメル質に厚みがある方がホワイトニングした時、より白くなります。
エナメル質は歯磨き粉をつけてゴシゴシ強くこすったりすることで、削れて薄くなることがあります😫
汚れがついてる!と思ったらまずは歯医者でクリーニング✨&正しいお手入れの仕方をぜひ聞いていただきたいです。
さて、当院では、前歯の被せものに
セラミックとジルコニア
という素材を使用していますが、
色の特徴(明度に関して)でいうと
セラミックは透明感があり
ジルコニアは透明感がない
ので
2つを比べると同じ色(彩度、色相)でもジルコニアの方がより白くみえます。
数年前までのジルコニアは、とってもマットな質感(真珠のよう)で前歯使用するケースはなかったのですが、改良が進み、前歯に使用するケースも増えてきました。
次回は『色相』について
お話ししていきます🦷