行徳駅前の行徳さくら歯科口腔外科クリニックです!
夏の顎関節症来院が非常に多くお越しになります.
歯科治療では古くから顎関節と咬合(こうごう)に注目が集まり,正しい顎のかみ合わせのための治療技術が進歩してきました.
近年では,医学技術の進歩により,診査診断方法も高度に発展しています.かみ合わせの力や動きをセンサーやコンピューター技術で解析するものです.また,病院と連携しMRIなどの検査機械を導入し,軟骨や靭帯の位置やカタチを診査する方法もあります.
現在来院されている患者さんの多くは,顎関節の筋肉に関連する痛みや動きの制限(口が開きづらい)などの症状が多く,弱年齢から中高年と幅広い患者さんが来院されている事が特徴的です.
前回のブログでご紹介させて頂いた顎の筋肉に関するストレッチは,大変好評で健康関連のテレビでも話題になったことから,同様の内容に関するご質問を多く頂いています.
顎の筋肉は,口を開く・閉じる・左右に振る筋肉で構成され,それぞれ自然に連動し,複雑な顎の関節運動をなしています.多くの筋肉の中で特に注目したいのが開口に関する筋肉です.
もともと顎関節症で疼痛を訴える筋肉は「開口運動」や「側方(左右に顎を振る)運動」に関連性が高いです.
前回のストレッチに含まれない対処法として「開口運動」のための筋肉に関連する方法がございます.
最大開口状態を保持(10秒)を続けます.
指を1本から4本へと開口状態をゆっくりと確実に行い,一定時間(10秒)それを保つ方法です.やってみると顎になんとも言えない感覚がございます.
ぜひ一度ご自宅でややってみて下さい!