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歯の噛み合わせは自分で治せる?セルフケアで改善できることや避けるべき行為を解説

歯の噛み合わせは自分で治せる?セルフケアで改善できることや避けるべき行為を解説

歯の噛み合わせに違和感を覚えたとき、できれば自分で何とかしたいと考える人は少なくありません。

ネットや動画では、噛み合わせを整える体操やセルフケアの情報も多く見かけます。ただし、間違った対処を続けると、かえって顎や歯に負担をかけてしまうことがあります。

噛み合わせの問題は複雑で、原因によって対処法も大きく変わるため、自己流でできることと専門的な治療が必要なことを切り分けて考えることが望ましいです。

この記事では、歯の噛み合わせは自分で治せるのか、セルフケアでできる範囲や注意点について詳しく解説します。

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歯の噛み合わせは自分で治せるのか 

歯の噛み合わせは自分で治せるのか 

噛み合わせの不調を感じたとき、自分で改善できるのかどうかは多くの人が気になるポイントです。ただし、噛み合わせの問題は原因によって対応が大きく異なります。

ここでは、噛み合わせを自分で治せるのか、その考え方について詳しく解説します。

根本的な改善は専門治療が必要

歯の噛み合わせを根本から整えるには、専門的な診断と治療が必要になるケースがほとんどです。

噛み合わせのズレは、歯の位置だけでなく、顎関節の動きや骨格、筋肉のバランスが関係して起こります。

これらは見た目や感覚だけで正確に判断することが難しく、自己流で調整しようとすると負担が増す可能性があるため注意が必要です。

例えば、特定の歯だけを意識的に使う癖をつけると、顎関節や周囲の筋肉に偏った力がかかりやすくなり、痛みや違和感が増すこともあります。

噛み合わせを正しく整えるためには、原因を明確にしたうえで治療計画を立てることが欠かせません。

自分でできるのは負担を減らすまで

セルフケアでできることは、噛み合わせそのものを治すことではなく、負担を減らすことに限られます。

日常生活の中で、無意識の食いしばりや片側だけで噛む癖を見直すことで、顎や歯への過剰な力を抑えやすくなるでしょう。

例えば、上下の歯が常に触れていないかを意識したり、姿勢を整えたりするだけでも、顎まわりの緊張が和らぐことがあります。

こうした取り組みは、症状の悪化を防ぐうえで役立ちますが、噛み合わせ自体を矯正するものではありません。セルフケアはあくまで補助的な位置づけとして考えることが重要です。

自己判断で悪化しやすいポイント

噛み合わせを自己判断で調整しようとする行為は、症状を悪化させる原因になりやすいです。

市販のマウスピースを長期間使い続けたり、顎を意図的にずらす癖をつけたりすると、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。

また、違和感のある側を避け続けることで、反対側に過剰な負担がかかるケースも見られます。

一時的に楽になったように感じても、後から痛みや開口障害が出ることは珍しくありません。不安を感じた時点で専門家に相談することが、結果的に遠回りを防ぐ選択になります。

歯の噛み合わせのズレが起こりやすい原因 

歯の噛み合わせのズレが起こりやすい原因 

噛み合わせのズレは、歯そのものの問題だけでなく、日常の癖や体の使い方が積み重なって起こることが少なくありません。無意識の行動が影響しているケースも多く、原因を知ることで予防や悪化防止につなげやすくなります。

ここでは、歯の噛み合わせのズレが起こりやすい主な原因について詳しく解説します。

食いしばり・歯ぎしりによる筋肉の緊張

噛み合わせのズレが起こる原因として多いのが、食いしばりや歯ぎしりによる筋肉の緊張です。

上下の歯を強く接触させる状態が続くと、咬筋や側頭筋に常に力が入り、顎の動きが制限されやすくなります。この緊張が長く続くことで、顎関節の動きに偏りが生じ、噛み合わせの位置が安定しにくくなります。

例えば、仕事中や就寝中に無意識の食いしばりが続いている場合、朝起きたときに顎のだるさや違和感を覚えることがあります。

筋肉の緊張が習慣化すると、噛み合わせの感覚にも影響が出やすくなります。

片側だけで噛む習慣

食事の際に片側だけで噛む癖も、噛み合わせのズレにつながりやすい要因です。

片側ばかりを使い続けると、顎の動きや筋肉の使われ方に左右差が生じます。その結果、顎関節の位置が安定せず、噛んだときの当たり方に違和感が出ることがあります。

例えば、歯の痛みや治療跡を避けるために片側噛みを続けていると、反対側に負担が集中しやすくなります。

この状態が長引くと、噛み合わせだけでなく顎の疲れや違和感を感じやすくなる点にも注意が必要です。

姿勢や日常の動きが及ぼす影響

噛み合わせのズレは、姿勢や日常の体の使い方とも深く関係しています。

猫背や前かがみの姿勢が続くと頭の位置が前に出やすくなり、顎を支える筋肉や関節に余計な負担がかかります。この状態では、顎の動きが本来の軌道から外れやすいです。

例えば、長時間のスマートフォン操作やパソコン作業では首や肩が緊張し、顎まわりにも影響が及びます。

姿勢の乱れが続くことで、噛み合わせの違和感が定着しやすくなるため注意が必要です。

自分でできる噛み合わせのセルフケア 

自分でできる噛み合わせのセルフケア 

噛み合わせの違和感は、日常のセルフケアによって負担を軽くできる場合があります。

ここでは、自分で取り入れやすい噛み合わせのセルフケアを紹介します。

咬筋や顎まわりをゆるめるストレッチ

噛み合わせの違和感がある場合、咬筋や顎まわりの筋肉が緊張していることが少なくありません。

筋肉がこわばった状態では、顎の動きがスムーズにならず、噛んだときの当たり方に違和感を覚えやすくなります。

例えば、頬に手を当てて円を描くようにやさしくマッサージすると、筋肉の緊張が和らぎやすくなります。口を無理に大きく開ける必要はなく、痛みが出ない範囲で行うことが前提です。

強く押したり、反動をつけたりすると逆効果になることもあるため、心地よさを目安に続ける姿勢が重要になります。

舌の位置を整えて負担を軽くする方法

舌の位置は、噛み合わせや顎の安定に影響を与える要素の一つです。安静時に舌が下がり、上下の歯が接触している状態が続くと、顎の筋肉が休まりにくくなります。

例えば、舌先を上あごの前歯の少し後ろに軽く当て、上下の歯を離す意識を持つことで、顎への力を抜きやすくなります。

この状態は、顎や歯にとって自然なポジションとされており、日中に気づいたときだけ意識する形でも、負担の軽減につながりやすくなるでしょう。

正しい姿勢で顎の負担を減らすコツ

姿勢の乱れは、噛み合わせの違和感を助長する要因になりやすい点に注意が必要です。

頭が前に出た姿勢が続くと顎を支える筋肉に余計な力がかかり、噛み合わせの感覚が不安定になりやすくなります。

例えば、椅子に座るときは骨盤を立て、頭が体の真上に来るよう意識するだけでも顎への負担が変わります。

長時間同じ姿勢を続けないことも、顎の緊張をため込まないためのポイントです。姿勢を整える習慣が、セルフケアの効果を支える土台になります。

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やってはいけない自己調整 

やってはいけない自己調整 

噛み合わせに違和感があると、自分で何とかしようと考えてしまうことがあります。しかし、自己判断による調整は、症状を悪化させる原因になりやすい点に注意が必要です。

ここでは、噛み合わせに関して避けるべき自己調整について解説します。

歯を削る・押すなどの自己処置

噛み合わせが気になるからといって、歯を削ったり指や器具で押したりする行為は非常に危険です。

歯は一度削ってしまうと元に戻らず、わずかな調整でも噛み合わせ全体のバランスが崩れることがあります。

例えば、特定の歯だけが当たっていると感じて削った場合、別の歯や顎関節に新たな負担がかかることがあり、噛みにくさだけではなく顎の痛みや頭痛につながるケースも見られます。

噛み合わせは複数の歯と顎の動きが関係するため、自己処置で整えようとする行為は避けるべきです。

ネットの自己矯正グッズに頼る

インターネット上には、噛み合わせを整えるとされる矯正グッズやマウスピースが多く紹介されています。これらは手軽に入手できる反面、個々の口の状態に合わせて作られていない点が問題になります。

合わない器具を使い続けると噛み合わせが不安定になり、顎関節や歯に余計な力が加わることがあります。

一時的に楽になったように感じても、後から違和感や痛みが強くなるケースも少なくありません。安全性を考えると、自己判断での使用は控える必要があります。

噛み合わせを無理に動かす危険性

顎を意図的にずらしたり、噛む位置を強引に変えたりする行為も注意が必要です。

噛み合わせは、歯だけではなく顎関節や筋肉の動きが連動して成り立っており、無理に動かそうとすると関節の動きが乱れ、開口時の痛みや引っかかりが出やすくなります。

例えば、違和感のある側を避け続けることで、反対側に過剰な負担がかかることもあります。

噛み合わせを動かす判断は、専門的な評価を受けたうえで行うことが重要です。

受診すべきタイミングの目安 

受診すべきタイミングの目安 

噛み合わせの違和感は、様子を見てよい場合と、早めに受診した方がよい場合があります。自己判断で先延ばしにすると、症状が複雑化することも少なくありません。

ここでは、歯科を受診すべきタイミングの目安について解説します。

痛みや音が続く場合

顎を動かしたときの痛みや、カクカクとした音が続く場合は注意が必要です。

一時的な違和感であれば自然に落ち着くこともありますが、数週間以上続く場合は顎関節や筋肉に負担がかかっている可能性があります。

例えば、口を開閉するたびに痛みを感じたり、以前より音が大きくなったと感じたりする場合は、状態が進行していることも考えられます。

放置すると、口が開きにくくなるなど日常動作に支障が出ることがありますが、症状が継続している段階で相談することで、悪化を防ぎやすくなるでしょう。

噛みにくさが日常生活に影響している場合

噛みにくさが原因で食事にストレスを感じるようになった場合も、受診を検討した方がよいサインです。

特定の歯だけが当たる、左右で噛み心地が違うといった状態が続くと、無意識に噛み方を変えてしまいます。その結果、顎や首、肩に余計な負担がかかり、別の不調につながることがあります。

例えば、硬いものを避けるようになったり、食事の時間が長くなったりする変化は見逃せません。

生活の質に影響が出始めた段階での受診が、早期改善につながります。

セルフケアを続けても改善しない場合

姿勢の見直しやストレッチなどのセルフケアを続けても、違和感が改善しない場合は専門的な判断が必要です。

セルフケアは負担を軽くする手段であり、噛み合わせの根本的な調整を目的としたものではありません。

例えば、一時的に楽になってもすぐに元に戻る状態が続く場合、原因が別のところにある可能性があります。

無理に自己対処を続けることで、かえって症状が固定化することもあります。改善が見られないと感じた時点で相談することが、遠回りを防ぐのに役立つでしょう。

まとめ

噛み合わせのズレは、自分で意識できる範囲の負担軽減ならセルフケアで対応できるものの、根本的な改善には専門治療が必要なケースが多く見られます。

日常の癖や姿勢、無意識の食いしばりなどが積み重なることで不調が出やすくなるため、まずは負担を減らす習慣を意識することが大切です。

また、痛みや音が続く、噛みにくさが日常生活に影響する、セルフケアを続けても改善が見られないといった場合は、専門家の診断を受けることが望まれます。

違和感の段階で適切に対応することで、悪化を防ぎやすくなります。

顎や噛み合わせの不調で悩んでいる方は、行徳さくら歯科口腔外科クリニックにご相談ください。

顎関節症や噛み合わせの問題に対し、マウスピース治療に加えて薬物療法や理学療法など総合的な治療を提供しています。

顎の痛みや違和感は放置すると長引くこともありますので、早めの診断と適切な治療が大切です。

気になる症状がある場合は、専門の医師に相談して体の負担を減らしていきましょう。

*お問い合わせ*

この記事の監修者
川本幸寛

川本 幸寛(院長)

歯学博士・歯科医師

医療法人社団桜尚会理事長
行徳さくら歯科口腔外科クリニック院長
歯学博士・口腔外科学会認定・臨床研修歯科医師指導医・歯科医師

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