sell スタッフブログ

顎関節症のマウスピースで顔は変わる?変化が起こる理由と注意したいポイント

顎関節症のマウスピースで顔は変わる?変化が起こる理由と注意したいポイント

顎関節症の治療でマウスピースを使うと、顔つきが変わると聞いて不安や期待を感じる人も少なくありません。

実際には、骨格そのものが変化するわけではないですが、筋肉の緊張や噛み合わせの状態が変わることで、見た目の印象に違いが出るケースがあります。

ただし、すべての人に同じ変化が起こるわけではなく、症状や使い方によって感じ方には差が出ます。過度な期待や誤解を防ぐためにも、変化が起こる理由や注意点を正しく知ることが大切です。

この記事では、顎関節症のマウスピースで顔が変わると言われる理由や注意点について詳しく解説します。

*お問い合わせ*

マウスピースで顔が変わると言われる理由 

マウスピースで顔が変わると言われる理由 

顎関節症のマウスピースは、噛み合わせや顎まわりの筋肉に影響を与える治療法です。その作用によって、顔の印象に変化を感じる人がいます。

ここでは、マウスピースで顔が変わると言われる理由について詳しく解説します。

顎まわりの筋緊張がゆるみ輪郭が変わることがある

顎関節症のマウスピースを装着することで、顎まわりの筋肉の緊張がやわらぐ場合があります。

食いしばりや歯ぎしりが続いていると咀嚼筋が常に力の入った状態になり、フェイスラインが張った印象になりがちです。

マウスピースによって噛みしめが抑えられると筋肉が休まりやすくなり、輪郭がすっきりしたように感じることがあります。これは筋肉の状態が変化した結果であり、骨格が変わったわけではありません。

特にエラまわりの張りを気にしていた人ほど、印象の変化を感じやすい傾向があります。あくまで一時的、もしくは筋緊張の改善による変化と考える視点が大切です。

噛み合わせの偏りが整うことで左右差が目立たなくなる

顎関節症では、無意識のうちに噛み合わせが片側に偏っているケースが少なくありません。この状態が続くと左右で使われる筋肉に差が出て、顔のバランスにも影響するでしょう。

マウスピースは噛み合わせの位置を安定させる役割を持つため、顎の使い方が均等になりやすくなります。その結果、左右の筋肉の使われ方に差が出にくくなり、顔の左右差が目立ちにくくなることがあります。

見た目の変化はゆるやかで、周囲から大きく指摘されるほどではない場合がほとんどです。本人が鏡を見たときに、違和感が減ったと感じる程度の変化として現れるケースが多く見られます。

顎関節の負担が減ることで表情が自然になる

顎関節に痛みや違和感がある場合は、無意識のうちに口元や表情に力が入りやすいです。その結果、口角が下がって見えたり、表情が硬く見えたりすることがあります。

マウスピースによって顎関節への負担が軽減されると緊張がやわらぎ、表情が自然に戻る場合があります。これは顔の形が変わったというより、表情筋の使い方が変化した影響といえるでしょう。

痛みをかばう動きが減ることで、笑顔や会話時の表情が楽になる人もいます。見た目の変化を感じた場合でも、治療による副次的な影響として捉えることが重要です。

実際にマウスピースで顔が変わる可能性がある人 

実際にマウスピースで顔が変わる可能性がある人 

顎関節症のマウスピースによる見た目の変化は、すべての人に起こるものではありません。症状の出方や日常の癖によって、変化を感じやすい人とそうでない人が分かれます。

ここでは、マウスピースの使用によって顔の印象に変化が出やすいと考えられるケースについて詳しく解説します。

食いしばり・歯ぎしりが強い人

日常的に食いしばりや歯ぎしりが強い人は、マウスピースによる変化を感じやすい傾向があります。

強い噛みしめが続くと、咬筋を中心とした顎まわりの筋肉が常に緊張した状態になり、フェイスラインが張った印象になりやすいためです。

マウスピースを装着することで噛みしめの力が分散され、筋肉が休まりやすくなると、輪郭がやわらいだように感じることがあります。これは筋肉の使われ方が変わった結果として起こる変化です。

特に朝起きたときに顎の疲れやこわばりを感じていた人ほど、使用後に違いを意識しやすいケースが見られます。見た目の変化というより、緊張が抜けた感覚として現れることが多い点が特徴です。

片側だけで噛む習慣がある人

食事の際に片側だけで噛む癖がある人も、マウスピースによる変化を感じる可能性があります。噛み方に偏りがあると、左右で使われる筋肉に差が生じ、顔のバランスに影響が出やすくなるためです。

マウスピースによって噛み合わせの位置が安定すると、顎の動きが左右均等になりやすくなります。その結果、筋肉の使われ方の偏りが徐々に減り、左右差が目立ちにくくなる場合があります。

ただし、変化は急激ではなく、本人が違和感の減少として感じる程度にとどまることが一般的です。長年の癖が関係している場合ほど、変化はゆるやかに現れます。

咬筋が発達してエラが張りやすい人

咬筋が発達し、エラの張りが目立ちやすい人もマウスピースの影響を感じやすいタイプです。強い噛みしめや歯ぎしりが習慣化していると筋肉が過剰に使われ、エラ部分が張って見えることがあります。

マウスピースの使用によって筋肉の緊張が和らぐと、エラの張りが軽減したように感じるケースがあります。ただし、これは筋肉の状態が落ち着いたことによる印象の変化であり、骨格が変わったわけではありません。

見た目の変化には個人差があり、大きな変化を期待するものではない点も重要です。筋肉への負担が減った結果として、自然な印象に近づくと捉えるのが適切です。

マウスピースでは顔が変わらないケース 

マウスピースでは顔が変わらないケース 

顎関節症のマウスピースは、すべての人に見た目の変化をもたらすものではありません。症状の原因や口まわりの状態によっては、顔の印象に大きな違いを感じにくい場合もあります。

ここでは、マウスピースを使用しても顔が変わらないと考えられるケースを紹介します。

顎の骨格が原因で輪郭が決まっている場合

顔の輪郭が顎の骨格によって形成されている場合、マウスピースを使用しても見た目の変化は起こりにくい傾向があります。

マウスピースが影響を与えるのは主に噛み合わせや筋肉の緊張状態であり、骨の形そのものを変える治療ではありません。

例えば、エラの張りが骨格由来で目立っているケースでは、筋肉の緊張が緩んでも輪郭の印象が大きく変わらないことがあります。

そのため、見た目の変化を目的としてマウスピースを使用しても、期待した印象の変化を感じにくい場合があります。

このようなケースでは、顔つきよりも顎関節への負担軽減や症状の改善を目的として考える視点が重要です。

筋肉の緊張がほとんどない人

もともと顎まわりの筋肉に強い緊張がない人も、マウスピースによる顔の変化を感じにくい傾向があります。

食いしばりや歯ぎしりの癖が少なく、日常的に顎の負担が大きくない場合、筋肉の状態が安定しているためです。

このような状態では、マウスピースを使用しても筋肉の使われ方に大きな変化が生じにくく、見た目の印象もほぼ変わらないことがあります。

違和感や痛みの軽減といった効果は感じられても、輪郭や表情の変化としては分かりにくいケースが多い点が特徴です。

見た目の変化がないからといって、治療効果がないわけではないことを理解しておく必要があります。

短期間の使用では変化が出にくい

マウスピースを短期間使用しただけでは、顔の印象に変化を感じにくい場合があります。

筋肉の緊張や噛み合わせのクセは、長い時間をかけて形成されているため、数日から数週間で大きな変化が現れることは多くありません。

使用開始直後は違和感の軽減や顎の楽さを感じる程度にとどまるケースもあります。見た目の変化を期待する場合でも一定期間継続して使用し、経過を見ていく姿勢が求められます。

短期間で判断せず、症状の変化や顎の状態を総合的に確認することが大切です。

マウスピースを使用する際に注意すべき点 

マウスピースを使用する際に注意すべき点 
顎関節症のマウスピースは正しく使うことで効果を発揮しますが、使い方を誤ると逆に不調を招くことがあります。安全に治療を進めるためには、いくつかの注意点を理解しておくことが重要です。

ここでは、マウスピースを使用する際に注意すべき点について詳しく解説します。

自己流の使用で噛み合わせがズレるリスク

マウスピースは、歯並びや顎の状態に合わせて調整される医療器具であり、自己判断での使用にはリスクがあります。

市販品を使ったり、指示された装着時間を守らなかったりすると、噛み合わせに余計な力がかかることがあり、違和感や痛みが強くなるケースも少なくありません。

特に症状が軽いからと独自の使い方を続けてしまうと、顎関節にかかる負担が偏りやすくなります。

マウスピースは必ず専門的な診断を受けたうえで使用することが、トラブルを防ぐための基本です。

合わないマウスピースが痛みや歪みを招く

マウスピースが口に合っていない場合、顎や歯に余計な力がかかりやすくなります。装着時に強い圧迫感があったり、顎の位置が不自然に感じられたりする場合は注意が必要です。

合わない状態で使い続けると、顎の筋肉が緊張しやすくなり、かえって痛みが悪化することがあります。

また、噛み合わせのバランスが崩れ、顔の左右差や違和感につながるケースもあります。少しでも不快感がある場合は、無理に使い続けず調整を受ける判断が大切です。

長期間の放置や摩耗によるトラブル

マウスピースは消耗品であり、長期間使用すると少しずつ摩耗していきます。

すり減った状態のまま使い続けると噛み合わせのバランスが変わり、本来の役割を果たしにくくなります。また、変形に気づかず放置することも、顎関節に不要な負担がかかる原因です。

定期的なチェックや交換を行わないことで、症状の改善が停滞するケースも見られます。マウスピースは作って終わりではなく、経過を確認しながら管理することが重要です。

*お問い合わせ*

顔の変化を期待するなら知っておきたいこと 

顔の変化を期待するなら知っておきたいこと 

マウスピース治療によって顔の印象が変わると聞くと、大きな変化を想像する人も少なくありません。ただし、変化の仕組みを正しく理解しておかないと、過度な期待や誤解につながることがあります。

ここでは、顔の変化を期待する前に知っておきたいポイントについて解説します。

変化の中心は筋肉であり骨格は変わらない

マウスピースによる顔の変化は、主に筋肉の緊張状態が変わることによって起こります。

顎関節症や食いしばりがある場合、咬筋や側頭筋が常に強く働き、フェイスラインが張った印象になりやすくなります。

一方で、骨格そのものが変形したり、顔の骨の形が変わったりするわけではありません。あくまで筋肉バランスの変化による見た目の違いである点を理解しておくことが大切です。

医療用マウスピースで調整する重要性

顔の変化を期待する場合、医療機関で作製されたマウスピースを使うことが前提になります。

医療用マウスピースは、顎関節や噛み合わせの状態を踏まえて設計されており、筋肉や関節への負担を考慮した調整が行われます。

自己判断で市販品を使用すると噛み合わせが不安定になり、筋肉の緊張がかえって強まることもあるため注意が必要です。その結果、顔の左右差や違和感が目立つケースも見られます。

適切な診断と調整を受けることで、見た目の変化も含めた治療効果を安全に引き出しやすくなります。

表情筋の使い方や姿勢も影響する

顔の印象は、顎だけでなく表情筋の使い方や日常の姿勢にも影響を受けます。口元に力が入りやすい癖や、下を向いた姿勢が続く生活では、顎や首まわりの筋肉が緊張しやすいです。

その状態が続くと、マウスピースを使用していても筋肉のバランスが整いにくくなるため、姿勢を意識して生活することが重要です。

また、無意識の食いしばりを減らすことで、フェイスラインの変化を感じやすくなることもあります。

治療と生活習慣の見直しを組み合わせる視点が、自然な変化につながります。

顎関節症を改善するための併用ケア 

顎関節症を改善するための併用ケア 

顎関節症の改善を目指す場合、マウスピースだけに頼るのではなく、複数のケアを組み合わせて考える視点が欠かせません。日常の癖や体の使い方を見直すことで、治療の負担を減らしやすくなります。

ここでは、顎関節症を改善するために意識したい併用ケアについて詳しく解説します。

ストレッチや生活習慣の見直しが必要な理由

顎関節症は、顎そのものだけでなく、首や肩、姿勢の影響を受けやすい症状です。ストレッチによって周囲の筋肉をゆるめることで、顎関節に集中していた負担が分散されやすくなります。

例えば、首や肩の緊張が強い状態では、顎まわりの筋肉も引っ張られ、違和感が続きやすくなります。

また、長時間の前かがみ姿勢やスマートフォンの使用習慣は、顎関節にとって不利な状態を作りやすい要因です。

日常の動作や姿勢を整えることが、ストレッチの効果を引き出す土台になります。

食いしばりを減らす日中の意識

顎関節症の背景には、無意識の食いしばりが関わっているケースが少なくありません。

仕事や家事に集中しているとき、上下の歯を強く接触させたまま過ごしていることがあります。この状態が続くと顎の筋肉が休む時間を失い、疲労が蓄積しやすくなります。

例えば、作業の合間に口の中を意識し、歯が触れていない状態を確認するだけでも負担を減らしやすくなります。

日々の小さな意識づけが、症状の安定につながるポイントです。

専門機関で相談すべきタイミング

セルフケアを行っていても、痛みや開口のしづらさが続く場合は注意が必要です。 顎関節症は、状態に合わない対処を続けることで、症状が長引くことがあります。

例えば、ストレッチで痛みが強くなる、顎を動かすたびに引っかかりを感じるといった変化がある場合は、早めの相談が望まれます。

専門機関では、顎関節だけでなく筋肉や噛み合わせの状態を総合的に確認できます。適切なタイミングで相談することが、重症化を防ぐ近道になります。

まとめ

顎関節症は、顎そのものの問題だけでなく、筋肉の緊張や生活習慣、無意識の癖などが重なって起こる症状です。

マウスピースは有効な治療手段の一つですが、それだけで改善を目指すよりも、ストレッチや姿勢の見直し、食いしばりへの意識づけを組み合わせることで、負担を減らしやすくなります。

また、セルフケアで対処できる範囲と、専門的な診断が必要な状態を見極めることも重要です。

痛みが続く、口が開きにくい、動かすと違和感が強いといった場合は、早めに専門機関へ相談することで、症状の長期化を防ぎやすくなります。

日常のケアと適切な治療を並行して考えることが、顎関節症と向き合ううえでの基本になります。

行徳さくら歯科口腔外科クリニックでは、「顎が痛い」「口が開かない」といった顎のトラブルに対し、マウスピースだけに頼らず、投薬や理学療法も含めた総合的な顎関節治療を行っています。

顎の不調や噛み合わせに不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

*お問い合わせ*

この記事の監修者
川本幸寛

川本 幸寛(院長)

歯学博士・歯科医師

医療法人社団桜尚会理事長
行徳さくら歯科口腔外科クリニック院長
歯学博士・口腔外科学会認定・臨床研修歯科医師指導医・歯科医師

label

ご予約
お問い合わせ

Reservations and inquiries

下記よりご来院予約をお取りください
※WEBは24時間受け付けております
※お電話は月~土 午前10:00~14:00、午後15:00~18:00

「おいしく食べる」生活を支える
総合診療体制をめざして。

行徳さくら歯科口腔外科クリニック

医療法人社団桜尚会
行徳さくら歯科口腔外科クリニック

診療時間
10:00〜14:00×
15:00〜18:00×

※日曜・祝日…休診

●住所

〒272-0133
千葉県市川市行徳駅前2-7-4
東京メトロ東西線 行徳駅 徒歩1分

●アクセス

【電車】東京メトロ東西線 行徳駅 徒歩1分
【お車】首都高速湾岸線 千鳥町出口7分
【バス】京成トランジットバス・市川市コミュニティバス行徳駅 徒歩1分

※駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

行徳駅徒歩1分にある当院は虫歯や歯周病治療だけでなく、親知らずや顎関節症など歯科口腔外科を専門にしたドクターが在籍するクリニックです。また、飲み込みやことばの発達にも積極的に取り組んでいます。 人がひとらしく、生活を営む上で欠かすことのできない要素の一つに「口からものを食べる」という機能があります。 この機能が、病気や障がい、加齢などで低下もしくは失われることは、健康的な生活を送る上で深刻な問題です。 当院では大学講座・大学機関と連携し、一人ひとりに最適な診療を実現できる環境を整えています。 さらに、経験を積んだ歯科衛生士や歯科技工士、言語聴覚士が、患者さまのニーズに細やかにご対応いたします。 歯科口腔外科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・ホワイトニング・歯周病などの治療は行徳行徳さくら歯科口腔外科クリニックにご相談ください。