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【口腔外科医の本音】両側同時の親知らず抜歯は安全?そのリスクと注意点を徹底解説

親知らずの抜歯について考えるとき、「一度に全部抜いた方がいいのでは?」
と思う方も少なくありません。
特に上下左右4本すべてが問題を抱えている場合、
時間の節約や来院回数の減少を期待して、一度に両側の抜歯を希望される方もいらっしゃいます。

しかし、専門家の視点から見ると、
両側同時の親知らず抜歯にはいくつかのリスクがあります。
本日は、これらのリスクをわかりやすく解説するとともに、安全に治療を受けるためのポイントをご紹介します。

 

1. 術後の出血と止血困難

抜歯は、歯茎や骨に一定のダメージを与える処置です。
特に両側で同時に抜歯を行った場合、出血が片側のみに比べて多くなることが一般的です。
術後の止血が難しくなるケースもあり、
血液の凝固に問題がある患者さんの場合には特に注意が必要です。

 

2. 術後の腫れと呼吸への影響

両側の親知らずを同時に抜歯すると、
術後に両側で腫れが生じることがあります。
この腫れが広がると、稀に気道を圧迫し、呼吸に影響を及ぼすリスクがあります。
こうしたケースは非常に稀ですが、
特に下顎の抜歯ではリスクが高まります。

 

3. 食事や生活への影響

片側のみの抜歯であれば、反対側の歯を使って食事が可能です。
しかし、両側同時抜歯の場合、術後にどちらの側でも食べ物を噛むのが難しい状態になり、
回復期間中の食事や日常生活に大きな影響を与える可能性があります。

 

4. 安全な治療を受けるために

では、両側同時の抜歯を避けることが推奨される場合、どうしたら良いでしょうか?

  • 事前のしっかりとしたカウンセリング: 歯科医師とリスクについてよく相談し、最適な治療計画を立てましょう。
  • 片側ずつの治療の検討: リスクを最小限に抑えるため、多くの場合、片側ずつの抜歯が推奨されます。
  • 専門施設での処置: 複雑なケースや多くの抜歯が必要な場合には、入院設備のある専門施設での治療を選ぶことも視野に入れると良いでしょう。

まとめ

親知らずの抜歯は、一人ひとりの状態に合わせた慎重な計画が必要です。特に両側同時の抜歯を考えている場合、
そのリスクと術後の生活への影響をよく理解したうえで、治療を選択することが大切です。

お困りの際は、ぜひ専門の歯科医院や口腔外科にご相談ください。患者さんの安心・安全を最優先に、最適な治療プランをご提案します

 

 

 

 

 

*お問い合わせ*

この記事の監修者
川本幸寛

川本 幸寛(院長)

歯学博士・歯科医師

医療法人社団桜尚会理事長
行徳さくら歯科口腔外科クリニック院長
歯学博士・口腔外科学会認定・臨床研修歯科医師指導医・歯科医師

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