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親知らず抜歯、左右どちらが腫れやすい?

親知らず専門の口腔外科医の独り言

歯科医師として、親知らずの抜歯を日々行っていると、
患者さんからよく聞かれる質問があります。

「左右どちらの親知らずが腫れやすいですか?」

正直に言うと、左側です。

なぜ左側が腫れやすいのか?

これは、単純な解剖学的な話ではありません。

術者のポジショニングが大きく関係しています。

  • 多くの歯科医師は、患者さんの右側に立って施術します。
  • そのため、右側の親知らずは視野が広く、器具操作も安定
  • 一方、左側は視野が狭く、ポジションも不安定になりがちです。

つまり、左側の抜歯は技術的に難易度が高くなる傾向があるのです。

難抜歯=腫れやすい

抜歯の難易度が上がると、以下のような要因が重なります:

  • 切開範囲が広くなる
  • 骨の削除が必要になる
  • 手術時間が長くなる

これらはすべて、術後の腫れや痛みにつながる要因です。

もちろん、腫れには他にも要因があります。

上下の位置、歯の埋まり方、患者さんの体調、免疫力、術後ケアなど。

でも、術者目線で言えば「左の方が腫れやすい」というのが実感」です。

患者さんへのメッセージ

もし親知らずの抜歯を控えている方がいたら、

「どちらが腫れるか?」よりも、

どんな抜歯になるか?を歯科医師に聞いてみてください。

CT画像や診断をもとに、術後のリスクやケア方法を丁寧に説明してくれる医院なら、

安心して任せられるはずです。

最後に

医療は「技術」だけでなく「体験」でもあります。 患者さんが安心して治療を受けられるよう、こうした“術者の本音”も、 もっとオープンに伝えていけたらと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

*お問い合わせ*

この記事の監修者
川本幸寛

川本 幸寛(院長)

歯学博士・歯科医師

医療法人社団桜尚会理事長
行徳さくら歯科口腔外科クリニック院長
歯学博士・口腔外科学会認定・臨床研修歯科医師指導医・歯科医師

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