吃音(きつおん)

stuttering

吃音

吃音(きつおん)とは?

話すときに言葉がスムーズに出てこなかったり、音をくり返したり、言葉の最初で詰まってしまったりする「話しことばの流暢性(りゅうちょうせい)」の障がいです。
本人は話したい言葉が頭の中に浮かんでいるのに、思うように発音できず、言葉が止まってしまうことがあります。
日本ではおよそ100人に1人程度が吃音を経験すると言われており、特に2〜5歳ごろの幼児期に多く見られます。

吃音は誰にでも起こり得るもので、決して珍しいことではありません。成長の過程で自然に良くなる場合もあれば、思春期や成人期まで続く場合もあります。
吃音は本人の努力不足や性格の問題ではなく、脳の言語機能の発達や遺伝的な要因など、複数の要因が関係していると考えられています。

主な特徴

連発(繰り返し)

連発

同じ音をくり返す(例:「ぼ、ぼ、ぼく」)

伸発(引き伸ばし)

伸発

音を伸ばす(例:「ぼーーく」)

難発(ブロック)

難発

声が出ず詰まる(例:「……ぼく」)

緊張時や人前で話すときに強く出る場合があり、まばたき・表情のこわばり・肩に力が入るなど随伴症状が出ることもあります。

原因

吃音はひとつの原因ではなく、複数の要因が関係します。
ただし「育て方」や「性格の弱さ」が原因ではありません。

脳の言語機能の発達

脳の言語機能の発達

ことばを組み立てるネットワークの発達途中で起こりやすい

遺伝的影響

遺伝的影響

家族内でみられるケース

心理・環境的要因

心理・環境的要因

緊張や環境の変化などが症状を強める

年齢別でみる吃音

幼児期の吃音

2〜5歳ごろは言語の発達が急速なため、一時的につっかえることがあります。多くは成長とともに改善しますが、以下の場合は相談をおすすめします。

  • 6か月以上つっかえが続く
  • まばたき・体の動きを伴う
  • 話すことを嫌がる
  • 家族が強い不安を感じている

学童期・思春期・成人期の吃音

成長しても吃音が続く場合があります。思春期以降は「話すこと」への不安や恥ずかしさが強くなり、話す場面を避けてしまうこともあります。これを**二次的な問題(心理的側面)**と呼びます。
吃音そのものよりも、「吃音をどう感じているか」「話すことにどんな恐怖や不安を抱えているか」が、生活に影響することがあります。学校での発表、面接、電話対応など、人前で話す場面で緊張が強く出る場合もあります。

成人期の吃音では、言語聴覚士による言語訓練のほか、**心理的支援(カウンセリングや認知行動療法)**などが行われます。
吃音を完全に「なくす」ことを目指すのではなく、「吃音があっても自分らしく話せるようにする」ことを大切にします。

言語聴覚士による支援

言語聴覚士による支援

吃音の治療や支援は、言語聴覚士が担当します。本人の年齢や症状、困りごとに応じて、以下のような方法が行われます。

  • 話すスピードや呼吸リズムを整える
  • 声を出す前のリラックス法
  • 吃音の理解と安心して話す練習
  • 家族・学校への助言

特に子どもの場合は、家庭や学校との連携がとても大切です。周囲の人が「どもっても大丈夫」と受け入れる姿勢を示すことで、本人が安心して話せるようになります。

吃音のある人への接し方

吃音のある人への接し方

吃音のある方と接するときは、次のような点に気をつけましょう。

  • 最後まで話を遮らない
  • 言葉を先取りしない
  • 「落ち着いて」「ゆっくり」と急かさない
  • 話の内容に耳を傾ける
  • からかったり注意したりしない

吃音があっても、話したい気持ちは変わりません。安心して話せる環境が、言葉の流れを自然に整えていく助けになります。

まとめ

吃音は、話すときに言葉がつまったりくり返したりする「話すことの障がい」です。
原因はさまざまですが、脳の発達や遺伝的要因などが複合的に関係しています。多くの子どもは自然に改善しますが、長く続く場合や本人が話すことをつらく感じている場合は、言語聴覚士など専門家への相談が重要です。

吃音は「治す」ことよりも、「自分らしく話す力を取り戻す」ことを目指す支援が大切です。
周囲の理解と温かいサポートがあれば、吃音があっても安心して話し、笑顔でコミュニケーションを楽しむことができます。

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