お知らせ
2024年 新年のごあいさつ
旧年中は、公私にわたりひとかたならぬご厚情とお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
また、新年早々には能登半島にて甚大な地震及び津波の被害が発生いたしました。
本会スタッフの中には実家がある方もあり、
被害に遭われた全ての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
昨年当院は、医療界でも課題となっております「医療人の働き方改革」に伴い、
診療時間や休診日を大幅に改定させて頂き、多くの患者さんやスタッフの皆さんにご協力を賜りました。
この場をお借りし、重ねて御礼を申し上げます。
また私ごとではございますが、昨年12月25日より体調を崩しまして、年末の診療に大きな影響を与えてしまいました。
予定の変更を余儀なくされた患者さんにおかれましては、大変申し訳ございませんでした。
また、私の代わりに総勢約40名のスタッフ全員が懸命に診療を担ってくれました。
本当に心から感謝しております。
新年を迎え、体調も少しづつ戻って参りましたので、本年5日の診療開始に向け、
万全なコンディションを整えるべく過ごしております。
さて、本年の干支は、「甲辰(きのえたつ)」と申します。この意味を古典の本で調べてみました。
甲(きのえ):草木の芽が、その殻を破って頭を少し出している様子の象形文字
辰(た つ):理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に歩を進めるという会意文字
したがって、甲辰(きのえたつ)とは・・・
ちょうど春になって、植物の芽が古い殻から頭を出すが、まだ寒さが厳しく勢い良く芽を出すことができない時期。
しかしながら、しっかりと自らの殻を破って成長していかねばならない時であるとのこと。
非常に大切な先人からの教えを感じます。
当院は本年で創業9年目を迎えます。地域の皆様の「おいしい」を支える医療を創り、
患者と社員を幸せにすることを法人理念として本日まで参りました。
歯科口腔外科はもとより、小児歯科、歯科矯正に至る総合的な歯科医療事業は、
月1000名を超える患者さんに支えられております。
また、国内でも珍しい歯科医療機関での専門的な言語発達支援医療では、
月300名以上のお子さんがお越しになっております。
まだまだ、道半ばではございます。今年は干支が示しておりますように、
これらの事業をより力強く、そして辛抱強く進めて参る所存です。
最後に、被災された方々に一刻も早い平穏な日々が訪れますよう、心より願っております。
令和6年1月4日
医療法人社団桜尚会
理事長 川本幸寛