健診で様子を見ましょうと言われたが、何の様子を見ればいいの? 〜ことばを話すのに必要なことは?〜
千葉県市川市・行徳駅前徒歩1分の歯医者さん
行徳さくら歯科口腔外科クリニック・ことばの発達支援ルームの言語聴覚士です!
1歳半健診や3歳児健診、少し緊張しますよね。
そのなかで、ことばが出ていないなどで「様子を見ましょう」と言われたら、より不安になりますよね。
いつまで様子をみるのか、どうやって様子を見るのか。詳しくご説明いたします。
まず、ことばを話すために必要なことをお話していきましょう。
そもそも、コミュニケーションをとるために必要なことは何でしょう?
→ それは「伝えたい気持ち」や「伝える楽しさ」を感じることです。
具体的には、
「伝えたい気持ち」→ 「同じ気持ちを共有している状態」が作れているかどうか
・同じもの を一緒に見ている
・同じもの について言っている
「伝える楽しさ」→「ほしいもの、見つけたもの、知っているもの」を相手に向け、行動を起こせているかどうか
それは、ことばでなくても表現できます!
・指さし
・ジェスチャーをしている
・アイコンタクト
など
でも、お話が(ことば)が少ないと、どうしても焦ってしまいますよね。
しかし、ことばを話すのは、実はすごく高度で難しいことです。
上記のことがあって、ことばで言えた時や伝わった時、
伝える楽しさ、便利さでより広がっていくものと考えています。
まずは、お子さんのアクションを促すために、
大人もどうやってかかわっていくか、一緒に考えていきましょう!
お気軽に当院までご相談ください。
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今回は、「様子を見ましょうと言われて、 何を様子を見ればいいのか」についてお話させていただきました。
今後もこのように、ことばに関して、みなさんが気になることなどを詳しくお話させていただきます。
当院をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【ことばの訓練を行っている様子】
※患者さんへの撮影及び掲載許可は取得済みです。